まどか☆マギカはよくできてる

仕事柄少し控えてはいたのだけれど、自由に書ける場として復活させようかと思います。趣味のことなどつらつらと書くところにしたいと思います。

それがいきなり『魔法少女まどか☆マギカ』かということなんだけど。。。GWで時間が取れたということもあって、ネットで話題のまどか☆マギカを見てみたりした。

タイトルやキャラクターのイメージはミスリードを狙っていて、実際にはダークファンタジーだというのは知っていたのだけれど、評判並み(個人的には評判以上)によくできているという印象を持った。とにかく壮大な謎解きのあとの展開も最後まで破たんせず、見終わったあとの印象も救いのあるきれいな終わり方。魔法少女というイメージを一度は完全に潰してしまいながら、夢のある再生を試みるっていうのは完成度が高いんじゃないかなと。

ほむらは「ひぐらし」の奇跡の魔女だね。ちょっととっつきづらい説明的な展開も「ひぐらし」が好きなのですんなりストーリーにのめり込めた。

あと、普遍的な真理を巧みに使って、壮大な物語に説得力を持たせるという鉄則も上手く活きている。「希望」と「絶望」のバランス。この「希望」があればその分の「絶望」があるという、妙な納得感。誰しも平等であるというのは、受け入れやすいんだよね。プラスが大きければマイナスも大きいなんていうのはさ。

もっとも夢大きい世界を覆してみせる痛快さはあまり他に類を見ないという点で、高評価でした。

まあ、あまり深みに入らず、上辺の感想を書くとこんなところです。