うーん。下巻はイマイチだったなぁ。この本の中で、タイトルにあるヘゲモンであるところのピーターは、今回は主要なキャラクターですらないし。ロックとデモステネスを使い分けて、この世界を巧みに操作していたカリスマ性がまったく身を潜めている。何もビ…
SFマガジン2004年2月号に久々に飛浩隆の中篇が載ったので、それを読む前に本編を、と手に取ったのがこの一冊。電子ブックで読みました。飛浩隆といえば、陶酔感が味わえる幻想的な文章で云々と形容されることが多い作家。その中でも本作は、透明な叙情とエロ…
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